今使っているチェンソーは2005年にホームセンターで買ったリョービのこの機種。
リョービやマキタ等が販売しているチェンソーはチェンソーメーカーのOEM製造で
このESK840の製造元はゼノアとの事(今まで知らなかった)
37.2ccのゼノアのチェンソーはG37シリーズと言われているらしく本職用として長く続いた機種らしい。
そんな機種と同じエンジンだと知って嬉しかったのだけどリョービのこいつはけっこう非力なので
どこかで馬力を落としてあるようだ(デチューンっていうやつ)
ちょっと中を覗いて見たくなったのでこんな状態
シリンダーのガスケットの厚みで圧縮比が変わるのでもしかして少し圧縮比を落としておとなしくさせて
その分周辺の部品を耐久性の劣る安いものを使うようにしているのかとも思って開けてみたけど
圧縮比に関してはよく分からなかった(G37シリーズと比べて見てみたいものだ)
因みにG37シリーズとリョービのこいつとでは値段が倍ぐらい違う。
今回調べてみるとこのリョービの機種はゼノアの国内モデルのG37シリーズじゃ無くて
輸出向けのレッドマックスG3800と言うのと同じようだ(多分家庭用におとなしくさせた海外モデルなんじゃないかな)
国内G37シリーズはピストンリングも上下2本だけどリョウビのこれやG3800もリングは一本だった。
やっぱり圧縮比が違うような気がする(キャブレターの型番やクラッチの見た目もG37シリーズとは違った)
でもまあシリンダーを外したのでピストンやシリンダーのポートに溜まったカーボンも綺麗にしたし
今回チェンソーの事を調べてみてけっこう面白かった。
オイル混合ガソリンのオイルもチェンソーの場合は(高回転だから)良いオイルを使う必要があるらしく
今回からそうする事にしたよ。
また組み立てた今はとても調子良く動いているけどガイドバー40センチって言うのが多分こいつには長すぎるんだな。
固いアカシアの40センチ位のを切っていると刃が止まってしまう時が有る。
でもそれはこの機種ではしかたないのかもね(針葉樹だとけっこう大丈夫に切れていく)