人気ブログランキング | 話題のタグを見る
随分と空けてしまった。

気が付けば一ヶ月以上も更新無しだった。

暑い夏の日々がしばらく続いてから台風通過の影響の冷たい北風の後
この辺りでは夜が涼しくなって過ごしやすい。
日中の暑さはまた戻っているけど今晩の今も涼しいぞ。


知り合いの家の耕運機の話。

ディーゼルエンジンの大き目の耕運機のセルモーターが回らず不動との事。
見に行ってみるとエンジンがロックしたみたいに回らない。
ギヤが抜けていないのか?ニュートラルになっていてもクラッチが繋がったままで抵抗が大きいのかな?
と思いミッションとエンジンを切り離す(ベルトで繋がっているのでベルトを外すだけだけど)
症状に変化無し。

セルモーターも切り離す(これもエンジンとはベルトで繋がっている)とセルが固まって回らなかった・・・
「原因はこれだ」 セルを分解してみると

1 ベアリングが中でバラバラになっていた。
2 カーボンブラシも磨耗大。
3 ターミナル(っていうかな?ブラシがあたる部分の事)がすごく磨耗している。

修理
1 壊れているベアリングを外して新品に交換。
2 カーボンブラシも新品に交換。
3 ターミナルは段付き部分を削って滑らかにするしかないなぁ。

随分と空けてしまった。_d0143700_2321726.jpg
まだベアリングを外していない状態。
カーボンブラシの1つはストッパーを付けなかったので飛び出している(組んでしまうと大丈夫なんだけど)


実際には
1 ベアリングはアウターとボールがバラバラになっていてインナーレースだけがモーターのシャフトに
 嵌っている状態だった。
 アマチュアベアリングプーラーを松本市内のアストロプロダクツ(車の工具屋さん)に買いに行く。
 しかし強烈に固くてインナーレースが抜けないのでガストーチで炙ってから再びプーラーで引っ張ると
 少しだけ動いたがそれ以上はやはりダメだった。
 しかたない・・・グラインダーで削って外した。
2 カーボンブラシは純正は多分すごく高いので(農機具はパーツだけ買うとすごく高いのだ)
 ホームセンターで使えそうな大きさの物を購入(4個)
 少し厚いのでやすりで削って調整(ストッパーになる部分を残しておく)・・・これは大成功!
3 ターミナルの段付をやすりとサンドペーパーで滑らかにする。

組み立て直して手持ちのバッテリーにつないで見ると・・・O,K 回った。
耕運機のセルはオルタネーター(発電機)も兼ねているので自動車のセルと違ってエンジンが回っている間
セル(兼発電機)も回りっぱなしなのでブラシやベアリングも痛み易いのかな。(中に水が入った形跡は無かった)

ベアリングを外すのが大変だったけどカーボンブラシを加工して使えるように出来る事が分かったので面白かったかな。
by alti865 | 2011-07-25 23:26 | 日々 | Comments(0)
<< 久しぶりの雨降り 花粉集め >>